【実体験】20代で転職3回して気づいた、転職先を選ぶときに絶対確認すべき5つのこと

転職

転職活動をしているとき、求人票の「給与」「職種」「勤務地」ばかりに目が行っていませんか?

私は20代で3回転職を経験しました。食品メーカー→機械メーカー→食品商社という流れで、1回目の転職は正直「失敗」と感じる部分も多かったです。機械メーカー在職中に妻が妊娠し、「このままでは家族との時間を作れない」と限界を感じて出戻りを決断。その失敗があったからこそ、2回目の転職では後悔ゼロで仕事ができています。

この記事では、実際の失敗と成功を経験して気づいた「転職先を選ぶときに絶対確認すべき5つのこと」をお伝えします。これから転職を考えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人のプロフィール

まず簡単に自己紹介をさせてください。

  • 新卒〜5年:食品メーカー(惣菜営業・ルートセールス)
  • 転職1回目:機械メーカー(ラベルプリンター営業・ルートセールス+新規開拓)※在職中に妻が妊娠
  • 転職2回目(出戻り):食品商社(惣菜営業・ルートセールス)※入社直後に第一子誕生
  • 現在:共働きで子育て中

20代で転職を3回経験し、まったく異なる業界・職種をまたいできました。1回目の転職では「もっと稼ぎたい」「新しいことに挑戦したい」という気持ちだけで動いてしまい、入社後に大きなギャップを感じました。2回目の転職では1回目の失敗を活かして事前に徹底的に確認した結果、入社後の後悔がほぼゼロでした。

この経験から気づいた「本当に重要な確認ポイント」を具体的にお伝えします。

①残業時間は「担当企業数」で判断する

求人票に「残業月20時間以内」と書いてあっても、鵜呑みにしてはいけません。機械メーカーに転職したとき、求人票の残業時間はそれほど多く見えませんでした。でも実態は月40〜60時間。ひどいときは月60時間を超えることもありました。

担当企業が50社以上あり、業種もバラバラだったことが原因です。A社の訪問前には製造業のトレンドを調べ、B社の訪問前には物流業界の課題を調べる。この情報収集だけで毎日1〜2時間消えていきました。さらに新規開拓もあったため、業務量が膨大になっていきました。

一方、2回目に転職した食品商社では担当先がスーパーマーケット中心で業種が統一されています。一度業界知識を習得すれば、どの取引先にも応用できます。残業時間は月10〜20時間に落ち着いています。

確認方法:
面接で「営業一人当たりの担当社数は何社ですか?」と直接聞きましょう。担当数が多く業種もバラバラな場合は、情報収集コストが積み重なって残業が増える可能性が高いです。「主な担当先の業種はどういった企業が多いですか?」と合わせて聞くと、業務の実態をより具体的にイメージできます。

②「新規開拓あり」は想像以上にきつい

「新規開拓あり」という記述を、転職前は軽く見ていました。「まあ、電話かけたり飛び込みしたりするんでしょ」くらいの認識でした。でも実際に経験してみると、消耗度は想像をはるかに超えていました。

アポが取れない日が続く、提案しても断られる、それでも毎月の数字は追わなければいけない。この精神的なプレッシャーが積み重なり、心身ともに消耗していきました。妻が妊娠中だった時期にこの状況が重なり、家庭でも余裕がなくなっていきました。

食品業界のルートセールスに戻ってからは、基本的に既存顧客との関係構築がメインです。精神的な安定感がまったく違います。毎朝「今日も断られるかもしれない」という不安を抱えながら出勤することがなくなりました。

確認方法:
「既存顧客と新規の比率はどのくらいですか?」「新規開拓のターゲットはどういった企業ですか?」と聞くと、業務の実態がイメージしやすくなります。「月の新規アポ件数の目標はありますか?」と聞けると、より具体的な数値が把握できます。

③製品知識の習得コストを侮らない

転職前、「営業職ならどこでも同じようなもんだろう」と思っていました。これが大きな間違いでした。

機械メーカーのラベルプリンターは専門性が高い製品です。技術的な仕様を理解しながら、お客様の業務フローに合わせた提案をするには、かなりの学習時間が必要でした。入社して数ヶ月は商品知識の習得に追われながら営業活動をしなければならず、常に自信のない状態でお客様の前に立つことになりました。

食品業界の惣菜は日常的に目にする商品です。スーパーの惣菜売り場は誰でも知っているし、季節のトレンドや食品ロスの課題も日常生活の中で感覚的に理解できます。製品知識の習得がスムーズだったため、入社してすぐに自信を持って動けました。

確認方法:
「入社後、一人前になるまでにどのくらいの期間がかかりますか?」「研修制度や先輩社員によるOJTはどのように行われますか?」と聞いてみましょう。答えが曖昧な場合は、サポート体制が整っていない可能性があります。

④職場の雰囲気は口コミサイトで必ず確認する

面接では会社の良い面しか見えません。機械メーカーに入社して驚いたのは、数字へのプレッシャーが強く、職場の空気がピリついていたことです。求人票には書いていないし、面接でも感じ取れませんでした。

「なぜ気づけなかったのか」と振り返ると、口コミサイトを十分に確認していなかったことが大きな原因でした。時間がなくて「なんとなく雰囲気よさそう」という印象だけで判断してしまいました。

OpenWorkや転職会議などの口コミサイトには、実際に働いている人・働いていた人のリアルな声が集まっています。残業時間の実態、上司の雰囲気、評価制度の公平さなど、面接では聞けないことが書かれていることも多いです。複数のコメントで同じ内容が繰り返されていれば、実態を反映している可能性が高いです。

確認方法:
応募前にOpenWork・転職会議で必ずチェックしましょう。「残業」「上司」「雰囲気」「評価」のキーワードを含むコメントに注目してください。退職者のコメントには本音が書かれていることが多いので、在職者と退職者のコメントを比較して読むのがおすすめです。

⑤「今の自分に必要なこと」を最優先にする

1回目の転職では「年収アップ」「スキルアップ」「新しいことへの挑戦」を転職の軸にしていました。それ自体は間違いではないと思います。でも当時の自分には「ワークライフバランス」と「精神的な安定」の方が本当は大切だったと、あとから気づきました。

機械メーカー時代、月40〜60時間の残業と新規開拓のプレッシャーで、帰宅後に何かをする気力すら残っていませんでした。妻が妊娠中でも家庭に余裕を持って向き合えず、「何のために転職したんだっけ」と思うことが増えて、2年で出戻りを決断しました。

2回目の転職では「家族との時間を確保できるか」を最優先にしました。年収よりも残業時間よりも、まず家族と過ごせる時間があるかどうか。この軸を明確に持って転職活動に臨んだ結果、3社目入社直後に息子が生まれ、育児にも積極的に参加できています。

転職の軸は人それぞれです。ただ「なんとなくもっと良くなりたい」という曖昧な動機だけで転職すると、入社後にギャップを感じやすくなります。「今の自分に何が一番必要か」を言語化してから転職活動に臨むことが、後悔しない転職への近道です。

転職エージェントを活用して情報収集を効率化しよう

「面接でそんなに細かく聞けるかな…」と思った方もいるかもしれません。そんなときに頼りになるのが転職エージェントです。

転職エージェントは求人票に載っていないリアルな情報を持っています。「この会社の実際の残業時間は?」「職場の雰囲気はどうですか?」と率直に聞けます。2回目の転職ではエージェントを活用し、事前に多くの情報を得られました。

転職エージェントは基本的に無料で利用できます。複数のエージェントに登録して、それぞれの担当者から情報を集めるのがおすすめです。担当者によって持っている情報量や得意な業界が違うので、一社だけに絞らないことが大切です。

まとめ

20代で転職3回を経験して気づいた、転職先を選ぶときに絶対確認すべき5つのことをまとめます。

  1. 残業時間は「担当企業数」と「業種の幅」で判断する
  2. 「新規開拓あり」は想像以上にきついと心得る
  3. 製品知識の習得コストを事前に把握する
  4. 職場の雰囲気は口コミサイトで必ず確認する
  5. 「今の自分に必要なこと」を言語化して最優先にする

転職活動は情報収集と自己分析が9割です。求人票の表面的な情報だけでなく、面接での質問・口コミサイト・転職エージェントをフル活用して、入社後のギャップをできるだけ減らしてください。

「転職したけど思ってたのと違った…」と感じる方が一人でも減れば嬉しいです。転職は人生の大きな決断です。ぜひ後悔のない選択をしてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました